knack(なっく)です。
僕の事を1年以上前から知っている方は、
ムチャクチャな人生の変え方にのけぞっている事と思います(笑)
そう、50歳を過ぎてから、
交際(ほぼ)ゼロで結婚して、
住んだ事の無い土地に引っ越して、
全く関係のない(ましてやどちらかというと毛嫌いしていた)農業界の法人経営に携わる事になりました。
農業界には「やらなければいけない事」「変えなければいけない事」がたくさんあります。
これはまた別の機会に。
「50を超えてから新規就農って」って思っている方は何も問題ありません。
それは”connecting the dots”を僕が身をもって体感したからです。
“connetcting the dots”とは、かのスティーブ・ジョブズの名スピーチで
2005年、スタンフォード大学の卒業式の演説で語られたものです。
日本語に訳すと「点と点をつなぐ」という意味ですね。
具体的な内容についてはネットにたくさん転がっているので調べてみてください。
スティーブ・ジョブズが語った「Connecting the dots」には、以下のような意味が込められています。
過去の経験や学びを活かす ジョブズは、人生においては後から見ると全てがつながっていることが多いと語りました。そのため、過去の経験や学びを無駄にしないように、自分自身が今後やりたいことや成し遂げたいことに繋げるように努めることが大切だと述べました。
目標に向けて行動する ジョブズは、将来の目標や夢に向かって進むには、その目標に向けて自分ができることを積極的に行動していくことが必要だと説きました。そして、その過程で出会った人や経験、学びを積極的に繋げていくことで、自分が辿り着きたい場所に到達することができるというメッセージが込められています。
目標に向けて逆算する ジョブズは、成功するためには、目標に向けて逆算し、それを達成するための具体的なアクションを起こすことが必要だと述べました。目標に向かって逆算することで、具体的な行動計画を立てることができ、それに繋げて行動することで、目標達成に近づくことができるという意味が込められています。
以上のように、ジョブズが語った「Connect the dots」には、過去の経験や学びを活かす、目標に向けて積極的に行動する、目標に向けて逆算するという意味が含まれています。
これは偉大な経営者だからそうだという事ではなく、
誰でも「ムダな経験など何ひとつない」事を物語っています。
あなたはもしかしたら普通の会社で普通の事務をやっているだけかもしれませんが、
その知識やスキルは必ず次の人生に活かされます。
特に農業界では。
農家さんの事を昔は『お百姓さん』と呼びましたね。
これは今では放送禁止用語らしいですが。
それは農業に対して近代の日本人が抱いてきた、ぬぐいがたい差別意識のようなものが横たわっているのでしょう。
ツラそう、泥まみれ、儲からない、肉体労働…みたいな、
農業界の方々へのどこか蔑んだ目線での捉え方に起因しています。
「農家はハードだし、ツラいし、汚くて、かわいそうな人たち」―――多くの日本人にはこの感覚がどこか深層心理みたいにあるのではないでしょうか。
僕が農業法人の役員として入社して、当社の圃場(ほじょう)を借りた時に、
地主さんに初めて教えてもらった言葉は今でも鮮烈に心に刻まれています。
「『百姓』っていう言葉はね、百の姓(=仕事)を持つって意味なんだよ」
ハウスを建てるなら建築の知識が必要だし(大工さん)、
水を引くなら配管設備の知識も必要だし(設備工事屋さん)、
天気だって予想しなければいけないし(気象予報士)、病気や虫への対策も必要だし(理化学関係・生理学など)、トラクターが壊れればその場ですぐに自分で直さなければいけない(整備士)。
他にもたくさんある訳で。
これに「6次化しよう!!」なんて話になると、あれもこれもって、、、求められる知識・スキルがさらに何百倍・何千倍にも増えてくるじゃないですか!?
これを「やりがいがあって楽しい」って感じる人もいれば
「やる事がたくさんあってしんどい」って感じる人もいます。
受け取り方は人それぞれ。
後者であれば悪い事は言わないので農業界に参入するのはやめておいたほうが良いです(笑)
他にも『生活を維持する手段としての仕事』はたくさんありますから^^;
ただひとつだけ言えるのは、
【他の業界(や仕事)を経験して農業界に参入した人はメチャメチャ強い!!】
という事です。
これは何代・何百年にも渡って続けてきた農家さんの【強さ】とは全くの別物です。
これを説明するだけでもまた長文になってしまうのでww また別の機会にさせていただきますが^^;
ではまた(@^^)/~~~
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