knack(なっく)です。
中古車の相場が高騰して、
しんどそうな中古車屋さんのインタビューをあなたも見た事があるかもしれません。
車屋を経営して13年目になりますので感じている事を書かせていただきます。
個人的には、中古車販売店は、今後も一定数の需要があると考えられます。
右肩上がりとは言えませんけどね。
中古車市場は、新車市場とは異なり、価格帯が広く、車種や年式、走行距離などのバリエーションが多いため、幅広いニーズに対応できます。
また、中古車市場は、新車市場に比べて需要が安定しており、中古車の需要が高まる時期もあります。
例えば、経済的な不況期や、大型台風などの災害があった場合、新車を購入する余裕のない人々が中古車を選ぶ傾向があります。
不謹慎ですが東日本大震災などはそうですね。
23万6千台が一瞬のうちに流されました。
ちょうどその頃、僕は脱サラして車屋の準備を始めたところでしたので
いざ業者オークションの審査は通過したものの、
相場が高騰していてお客様から注文いただいた車を落札する事は全くできなかったのを覚えています。
さらに、中古車販売店は、販売だけでなく、車検や修理、点検などのアフターサービスも提供している場合が多く、顧客満足度を高めることができます。
実は車屋のキャッシュポイントはたくさんあります。
このあたりの感覚は不動産屋さんに似ているかもしれません。
・売って良し
・買って良し
・貸して良し
・仲介して良し
・ローンで良し
みたいな事ですね。
一方で、新しい車の購入方法として、インターネット上での中古車販売が急速に普及しており、競合が激化しているという現実もあります。
僕が開業した12年前はポータルサイトのグーやカーセンサーがあって、
それ以外での販売チャネルはヤフオクくらいでした。
それが今はたくさんあります。
この環境変化に対して、中古車販売店は、オンライン販売やデジタルマーケティングなど、インターネットの活用による販売方法の改善が求められています。
逆を言えば、これらが得意な異業種の人が参入したほうが面白い展開ができるかもしれません。
これらは追々お話ししていきますね。
総じて、中古車販売店は、需要の安定性やアフターサービス提供など、多くのメリットを持ち合わせているため、今後も需要があると考えられますが、インターネットの進化に伴い、販売手法の改善や、オンライン販売に対する対応力が求められるでしょう。
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