knack(なっく)です。
以前にどこかで話したかもしれませんが、
僕は新卒の会社を40歳で退職して
脱サラ起業からもうすぐ13年になります。
(もう時効なので厳密にいうと在職中に会社を作っていたので会社はもうすぐ15年になりますww)
今まで様々なビジネスや業界に携わってきました。
10個くらいやりましたかね。
とにかく多動強めなので少しでも気になると「とりあえずやってみる!!」という習性みたいです^^;
その中で、、、毎晩毎晩13年間やり続けていることがあります。
それは・・・車の業者オークション相場を毎日チェックしています。
どんなに忙しくても、どんなに酔っぱらっても(笑)、どんなに体調が悪くても。
とにかく毎晩です。
チェックするのは(個人的に大好きな)欧州車に限らず
国産など他の車も含めてジャンル問わず、です。
僕とお付き合いの長い方は
「車好きが車屋になったのだから相場を把握しておくことくらい当然のことだろう」と思うかもしれませんが、
それよりもっと抽象度の高い視点で毎晩相場をチェックしています。
というのも。。。
車の業者相場は世相を反映しているんですね。
車の買い方は様々です。
会社の仕事で使うかたもおられるでしょうし、
プライベートで家族で移動する為のツールとして使うかたもおられるでしょうし、
自分の資力・財力を見せつける為の手段に使われる方もおられます(笑)
今の我が家のように雪国&地方都市で、生きていく為に大人1人に1台必要なケースもありますね。
とにかく様々な買い方があります。
なので車の相場の動きを見ていると、
今後、世の中がどのように動くか見えるんですね。
企業にしても家庭にしても、
何か行動を起こそうとする時にまず準備するのが車だったりしますからね。
少し前に面白い話を聞きました。
今住んでいるエリアはフルーツ農家さんが多いのですが、
フルーツが豊作だったシーズンは農家さんが軽トラなど必要な車を買い込み、
不作だったシーズンは換金のために車を売る。
この話を聞いてから
農業で使われる車の相場を意識して見ていたら確かにそうなんですね。
こういうことは様々な業種であります。
僕の経営者の仲間内では4年落ち以降の中古車を現金一括で買うというパターンがあります。
これは僕がアドバイスしているからです(笑)
最近だと、、、
輸出向けの車があり得ない程高騰しているなぁ、と。
これは明らかな【日本人の買い負け】ですね。
車業界の方なら誰でも知っていますが、
オークション会場はイスラム系を中心とした外国人をそこら中で見かけます。
オークション運営会社にとって彼らは「上得意」ですから、
会場には礼拝室もあれば食堂には専用メニュー(ハラール)もあります。
会場でのセリはもちろん出身国を問わず公平に行われるので
これだけ円安だと日本人に勝ち目はありません。
あともうひとつ最近の流れは、
没個性な車は相場が低迷していますね。
具体的にはヴィッツとかフィットとか。
元々高い車ではないですし、
車としての性能も悪くないのですが、
中々値段が上がりません。
反面、旧車をはじめとした個性的な車はかなりセリが盛り上がります。
これは2~3年前から起きている現象です。
車で個性を出すことが認められる世の中になってきているのでしょう。
コロナが始まった頃は
資金繰りに窮した経営者が余り気味の社有車を換金したりして、
「社長のセダン」っぽい車種の相場がガタ落ちしたこともあります。
他にもいろんな動きを年単位・シーズン単位・場合によっては週単位で見ることができるので、
僕にとって日々 車の相場をチェックしておくことは
世の中を読み解くツールでもあるんです。
やっぱり根っからの経済学士なのかもしれませんね(笑)
余談ですが、個性が重視され風変わりな車の相場が上がる今のこういう時に
僕はあえて没個性なヴィッツとか買ったりしますww
安いですし、普段使いなら性能も申し分ないですし。
必要なくなった時に誰にでも自信をもって勧められる。
あえて逆をつくというのは車屋の特権かもしれませんね。
このトレンドはジャンル、、、たとえば軽バンみたいな括りで見る場合もあれば、
エヴリィ・ハイゼット・アクティなど車種別で相場を見ることもあるので一概には言えないというか、、、
これはもうタダの車好きがオタクになってプロに昇華した世界なので
これ以上は言及しないことにします^^;
もう結局先読みが生業なのかもしれません(笑)
※ちなみに、AAに興味を持たれた方向けにこんなサービスも提供しています(相場は見れません)
↓
僕が食用バラのビジネスに参入したのも
1番の理由はもちろん!! 一緒になった奥さんの「立ち上げ当時に描いていた夢を実現させたい!!」ということですが、
これがスーパーで普通に売っているような米とか野菜・フルーツで農業をやるというのであれば
「やめとけ」となったかもしれません。
食用バラであれば
「やりたいことをきっちりやれば勝算はある」とイメージできたからです。
サラリーマン時代にまだ営業マンだったころ、
尊敬する上司が事あるたびにこんなことを言っていました。
魚釣りの基本は【魚のいるところに釣り糸を垂らす】
当たり前のことなんですけどね(笑)
ビジネスならPLM(プロダクトライフサイクルマネジメント)みたいなことです。
衰退していく産業にいくら注力しても未来は見えないどころかその前に疲弊してしまうし、
ライバルがたくさんいる成熟市場に後発で参入しても
資本力の大きな会社にはかなわないし。
そんなことをいつも考えている訳です。
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